XK K120のレビューです。K120は、XKのハイエンドモデルのラジコンヘリになります。この機体の各部の写真や飛ばした感想など、詳しく書いていきます。
XK K120の詳細
機体のみを購入
K120の送信機なしバージョンを購入しました。Futaba送信機と互換があるので、私はそちらを使っています。
K120の外観
K120はこの姿で入っていました。なんと豪華にもブレードホルダーが付属しています。さすがはハイエンドモデルでしょうか。
これがあるとブレードが固定されてサーボが動かなくなるので、収納時の保護には最適です。
K120はキャノピーがカッコ良いです。XKのラジコンヘリのキャノピーはどれもかなりオシャレですね。また、視認性の良い色なので実用性も兼ねています。
裏面にはバッテリーを挿すコネクタがあり、それに沿ってキャノピーが成形されていました。なんか珍しい形してますね。
受信機部分がちょっと露出してしまうので、ゴミなどが入らないか心配です。
K120のヘッド部分
こちらがK120のヘッド部分です。パッと見わかりづらいのですが、スワッシュプレートや
ブレードクリップなどのヘッド周りは、標準でメタル仕様になっています。
K120のテール部分
これまた印象的なのがテール関係です。テールブームは通常のマイクロヘリよりかなり太めで、しっかりしています。
また、垂直尾翼が最初から赤くなっているのが良いですね。しっかりと視認性のことまで考えられています。
テールブームが太すぎて邪魔だったのか、サーボが避けてあるかのような構造です(笑)
テールはコアレスモーターでした。
K120のメインモーター
モーターは標準でブラシレスモーターです。
K120の受信機
こちらがジャイロ内臓型の受信機です。
なにやら下にも基盤が組み込まれておりました。
なんと2つの基盤が合体しています。下の方の基盤はアンプでしょうか。
K120の充電器
充電器はこちらになります。シンプルですが必要充分です。
K120のバッテリー
バッテリーは7.4V 300mAh 25Cです。K110は1セルですが、K120は2セルになります。なので、同じブラシレスでもK120の方がパワーやトルクがあります。
気になるのはふちの赤い部分ですが、これがないとバッテリーが挟み込めないようになっています。
CHOPINさんからありがたい情報を頂いたのですが、T-REX150のバッテリーと互換性があるようで、少々加工をすれば使えるみたいです。
コネクターは基盤についているので、直挿しになります。
K120のレビュー
抜群の視認性
テールの赤色が視認性が良くてかなり見やすかったです。最初からカラフルな尾翼のマイクロヘリって意外と見掛けないですよね。
これに関しては、マイクロヘリ屈指の視認性かなと思います。
ハイエンド機ならではの高級感
K120は飛ばす楽しみ以外にもちょっとした高級感があり、持っているだけでも所有者を満足させてくれる機体だと思いました。
ただ単に飾るだけでも良いくらい作りがしっかりとしています。ハイエンドモデルを謳っているだけあって、細かい部分にXK社のこだわりが感じられます。
パワー故の壊れやすさ
K120は大変パワーがあるため、墜落時は壊れやすいです。全体的な作りはしっかりしているものの、このパワーですから壊れる時は壊れます。
こればかりは仕方がないですね。ある意味、ラジコンヘリの宿命とも言えます。壊れない機体が良いなら、K100あたりがお勧めです。
XKはテールの抑えが優秀
XKブランドのラジコンヘリの例に漏れず、テールの抑えはかなり優秀です。
SOLO MAXX REVOLUTIONは、急上昇するとすぐにテールが動いてしまって大変でしたが、K120はきちんと抑えてくれています。
K120を飛ばした様子
K120の飛行に関しては下の動画をどうぞ。3Dフライトなどもやってみましたが、非常にパワーがある印象です。フリップなどは楽々こなします。
現在のマイクロヘリ業界では、トップクラスの飛行性能といえるでしょう。K110より更に安定しています。
可能性の感じるブランド
XKのラジコンヘリはブラシレスのわりに静かなのが印象的なのですが、その静かさの中にしっかりと安定感があり、何か初めて感じるタイプの飛ばしやすさです。
ラジコンヘリの新たな選択肢として、時代を引っ張っていってくれるかもしれません。XKは今後かなり可能性の感じるブランドだと思います。
K120のまとめ
6軸と3軸ジャイロの切り替えが出来るため、初心者から上級者まで幅広くお勧め出来ます。
しかしながら先に述べた通り、パワーがある分壊れやすいので、ある程度墜落しなくなった人が購入するのがベストかと思います。
K120は飛行性能も外観もK110を正統進化させたような感じです。なので、まずはK110をやってみて気に入ったらK120というのも良いかと思います。
最初からヘッド周りがメタル化されていたり、テールブームも硬かったりと、他の機体より値段が高い分しっかりと作りこまれているのが好印象でした。
K120を一言でいうならば”優等生”という言葉がしっくり来ますね。大変優秀なラジコンヘリです。以上、XK K120のレビューでした。