XK K110のレビューです。新進気鋭のXKブランドの入門機体になります。世界的にも評価の高いこの機体を、細かくレビューしていきたいと思います。
XK K110の詳細
機体のみを購入
XKブランドの製品はFutaba送信機と互換があります。なので、私は機体のみを購入しました。K110は3軸6軸ジャイロの切り替えが可能です。
K110の充電器
こちらが充電器です。なんかどこかで見たかのような・・・(笑)
充電は2つ同時に出来るので効率が良いです。上の部分にメーカーのロゴシールが貼れますね(笑)
K110のマニュアル
こちらが英語のマニュアルですが結構丁寧に書かれていました。
K110の外観
さて、こちらがK110本体です。
キャノピーのカラーリングがカッコ良いですね。視認性も良さそうです。
模様になっていてオシャレといえばオシャレなのですが、ブランド名が前面に押し出されています(笑)
テールブームは結構長めですね。
K110のヘッド部分
こちらがK110のヘッド部分です。スタビレスタイプです。
K110のテール部分
こちらがK110のテール部分。オーソドックスなダイレクトモータータイプです。
K110のサーボ
サーボはかなり小さいですね。
K110の受信機
K110の受信機はこんな感じです。この受信機なんですが、パーツと同じくV977のものを流用しているみたいです。
私のK110の受信機の裏側には、はっきりとV977の記述がありました。
ただし、V977はそのままではFutaba送信機とバインド出来ないはずなので、私の場合は基盤だけ完全に同じものだったということでしょうか。
K110のモーター
K110は標準でブラシレスモーターです。なのでパワーがあります。
受信機の下にはアンプがありました。
K110の付属品
付属品はスペアパーツとして、メインブレードとテールブレードとメインギアが入っていました。スペアでギアが入ってるのは珍しいですね。初めて見ました。
工具はドライバーと六角が入っています。
K110のレビュー
音が静か
K110を飛ばしてみてまず最初に気付いたのが「音の静かさ」です。ブラシレスを搭載しているわりには、かなり音が静かだと思います。ギアが小さくて軽いような感じです。
テールの抑えが非常に良い
基本的な飛びっぷりはSOLO MAXX REVOLUTIONと少し近いですが、K110の方がテールの抑えもよく、操作もマイルドなので飛ばし易いです。
ジャイロ切り替えで全く別物に
6軸ジャイロ時では物凄く安定しているため、K110は入門機にも最適といえるでしょう。反面3軸ジャイロ時のジャジャ馬っぷりは、上級者も頷ける性能となっています。
K110を飛ばした様子
K110を飛ばした様子はこちらをどうぞ。 デュアルレートは6軸時は100で、3軸時は70くらいにしてみました。
6軸⇒3軸に切り替えただけでもかなり機敏な動きになってしまうので、3軸ジャイロ時はデュアルレートを抑えめにすると良いかと思います。
Futaba送信機との互換性が魅力
XKブランドの特徴はなんといっても、Futaba送信機と互換性があることでしょう。Futaba送信機には日本語マニュアルが付いているので、設定もしやすかったです。
我々日本人には心強い存在で、それが使えるのはありがたいですね。
WalkeraのDEVO送信機はFutaba送信機と遜色ないくらい使いやすいと思いますが、それ以外の低価格帯ラジコンヘリメーカーの送信機は、正直かなり見劣りします。
それだったらいっそのこと、Futaba送信機を標準として互換が出来た方がありがたいです。
他社製の送信機と互換を持たすというのは、メーカーとしても苦渋の決断だったかもしれませんが、個人的には英断だったと思います。
これだけ乱立しているメーカーがそれぞれ送信機を作っていると、操作が違ったり、数が増えると持ち運ぶのも一苦労です。
特に3D飛行ともなれば、アイドルアップやスロットルホールドのスイッチがメーカーによって真逆だったりするので、大変危険な状況です。
どれかの送信機に統一するという発想は、とてもユーザーフレンドリーなことと思います。
K110のまとめ
K110は素直でマイルドな機体なので、初心者の方から上級者の方までお勧め出来ます。
ブラシレスだと勢いがありすぎて怖い方もいるかもしれませんが、K110はおとなしめなので初ブラシレス機体としては非常にお勧めです。
K110は、個人的には万人受けする良機体だと思いました。
以上、XK K110のレビューでした。