K120のテール修理方法です。今回はテールモーターフレームとテールロッドの修理が目的なのですが、同時にテール関連の全ての修理にも使える記事なので、どうぞお役立て下さい。
K120のテール修理方法
テールモーターフレームの修理方法
6軸ジャイロのままフリップさせようとして壊れたK120ですが、テールモーターフレームが壊れていました。
ブレードは刺さっているだけなので、引くだけで抜けます。
まずはテールモーターを外しておきました。
最初は接着しようかと思ったのですが、飛行中にまた分解しそうな強度だったので、新しいものに交換しました。
左が壊れたテールモーターフレームで、右が新品です。フレームは接触部が少ないため、接着だと強度が不安な感じでした。
テールモーターのコネクターを外します。
どんな構造になっているか見ないとわからなかったので、サーボなんかも外すことにしました。
線を通す穴があるのを確認。
ついでにここでテールロッドも外しました。
結線は隙間から通せます。
ここで気付いたのですが、テールロッドの穴にはこのままだと微妙に入りません。あとほんの少し穴の径が大きければ通るのですが、惜しいです。
ということでコネクター付近を切断しました。あとでハンダ付けします。
テールの線の全体図はこんな感じになっています。切断したのは右の受信機側です。
これを切断した側から、テールモーターフレームに通していきます。
最後にはテールと接続用のコネクターがきっちりとはまります。
テールロッドの交換方法
併せて、前回踏んづけて壊してしまったテールロッドも新品に交換しました。
テールロッドは亀裂が入っていただけなので、まだ使える状態ではあったのですが、新品の状態に戻したかったので買い足しました。
テールウィングを交換する場合も、ここらへんで通して下さい。
ロッドに通し終わってからハンダ付けしました。
絶縁もしっかりと行います。収縮チューブがなかったので、ビニールテープで代用しました。
これを本体の穴に戻していきます。
テールロッドも締めなおします。
モーターのコネクターを接続します。この時逆向きだと気付かなかったのですが、実際には反対です。
正確にはこの向きになります。軸が右側ですね。
テールモーターフレームをしっかりと戻したら、テールウィングをはめこみます。段になっていない部分で押し込んでから、ひねってひっかける構造になっています。
これでやっとテールが修理出来ました。ですが、もうひとつやっておかねばならないことがあります。
コネクタをまとめる
コネクタの配線をまとめる作業です。結束バンドはラジコンヘリでは使う機会も多く、100円ショップで取り扱っているので、ぜひ入手しておいて下さい。とても便利です。
これでモーターに接触しないようになりました。
ブラシモーターは軸が回る構造になっていますが、ブラシレスモーターは構造上本体が回転するので、何か接触したりすると負荷がかかってしまいます。
接触した状態で回していると熱をもって壊れますので、注意しましょう。
K120のテール修理のまとめ
K120のテールモーターフレームが壊れた場合は、線自体を一度切ってハンダ付けする必要があるということでした。なかなか面倒な作業なので、時間がある時にやると良いですね。
以上、K120のテールの修理でした。