K124のおすすめ送信機設定です。私なりに調整したものを載せていきます。具体的な数値が知りたい方は、ぜひ見てみて下さい。
K124のおすすめ送信機設定
今回目指した設定
今回目指したのは”K100やK110のような機敏さ”です。K124は見た目通りにもっさりとした動作になりがちなので、少しでもK100やK110に動きを近付けることを目標としました。
K124を持っておられる方の中には、あまり初心者はいないかと思いますので、ある程度操作に慣れている方向けの設定になります。
また、リンケージの長さによっても多少誤差が出ますので、最終的にはピッチ角を合わせるような数値の微調整を行って下さい。
尚、今回設定に使用した送信機はFutaba T10Jです。
K124のピッチカーブ
ポイント5(スロットル一番上) | +70 |
ポイント4(3と5の間の位置) | +60 |
ポイント3(スロットル中央) | +35 |
ポイント2(1と3の間の位置) | +15 |
ポイント1(スロットル一番下) | +10 |
K124のピッチカーブはこんな感じにしました。K124は機体が重いので、結果的にプラス方面での数値になりましたね。
ホバリングポジションであるポイント3を基準に、上昇下降がキビキビと動くようにポイント2とポイント4の差を多めにとっています。
こうすることで、風への対策もしやすいという点が気に入っています。すぐに上昇下降が出来るというのは、可変ピッチならではの良いところですね。
K124のスロットルカーブ
ポイント5(スロットル一番上) | 100 |
ポイント4(3と5の間の位置) | 90 |
ポイント3(スロットル中央) | 80 |
ポイント2(1と3の間の位置) | 70 |
ポイント1(スロットル一番下) | 0 |
スロットルカーブはこんな感じにしてみました。数値が少ないと機体の重さで上昇力があまりないと感じたため、こちらもかなり多めにとっています。
ノーマル用の数値としては激しめですね。この際2~5までを100にしてしまっても良い気はしますが、そちらはアイドルアップ用と住み分けしたかったので、ちょっと妥協しています。
K124のピッチ角
ポイント5(スロットル一番上) | +28° |
ポイント3(スロットル中央) | +18° |
ポイント1(スロットル一番下) | +11° |
最終的にピッチ角はこんな感じになっています。そんなに正確には測れないのでだいたいではありますが、かなり角度がつきましたね。
今回はピッチ角を目安にせず、実際にホバリングさせながら感覚でピッチカーブとスロットルカーブの数値を入れていき、最後に測った形です。
まとめ
今回の設定で、上昇下降がかなり敏感に動くようになりました。これなら強風時でもある程度飛ばしやすくなるのではないかと思います。
ただちょっと気になるのは、見ていると若干負荷が多いかなという感じがする点です。元々激しい動きを目指した機体ではないで、この辺は仕方ないでしょうか。
今の時期は寒いのであまり気になりませんが、K123もK124も構造上熱がこもりやすいので、熱管理には充分注意しましょう。
以上、K124のおすすめ送信機設定でした。