Hubsan X4 CAM PLUS H107C+のレビュー

Hubsan X4 Camera Plus H107C+
Hubsan X4 Camera Plus H107C+のレビューです。日本ではHitecさんが販売しています。X4 CAM PLUSの詳細や飛ばした感想など、細かくレビューしていきます。

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Hubsan X4 CAM PLUS H107C+の詳細

X4 CAM PLUS H107C+の外観

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X4 CAM PLUSの外観です。購入理由はずばり、この見た目でした。

Hubsan X4 Camera Plus H107C+ (6)バッテリーやモーターは露出しておらず、非常にすっきりと洗練されたデザインになっています。放熱的にはあまり良くないですが、個人的にはGOODです。

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横から見るとまるでカエルのようで、そこがまたかわいいですね。

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X4 CAM PLUSの裏面はこんな感じです。ここはさすがに空気穴がありました。

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電源ボタンがちょっとわかりづらいのですが、裏面にあります。これを長押しすることで、電源が入ります。

X4 CAM PLUS H107C+のバッテリー

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X4 CAM PLUSのバッテリーは、本体に直挿しするタイプです。これによって、すっきりとした見た目が確保されています。

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バッテリーの性能は、3.7V 520mAhでした。かなり特殊な形状なので、X4 CAM PLUS専用になりますね。

電源を入れるとLEDが点灯

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電源を入れるとLEDが点灯します。機体が小さいため、LEDがあると少しでも心強いです。

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前方が青いLED、後方が赤いLEDで、それぞれ色分けされています。室内では結構見やすいです。

X4 CAM PLUS H107C+の充電

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X4 CAM PLUSは、USB充電になります。

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端子はマイクロUSBですので、スマホやタブレットをお持ちの方は、同じものが使える可能性があります。

私はX4 CAM PLUSの付属のものを使わず、既に持っていたAndroidのタブレット用のもので充電しています。一緒に充電が出来るので、地味に便利です。

X4 CAM PLUS H107C+の送信機

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X4 CAM PLUSの送信機です。特徴的なのはスティックのニュートラルポジションが最初から、両方ともセンターになっているところです。

一番下から徐々に上げて上昇、というものではありません。最近のドローンで見られるようになったタイプですね。高度は基本的に気圧センサーで制御してくれます。

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スティックには、ボツボツと穴のおかげでグリップ力があります。これによって見た目はアレですが、操作しやすくなっています。

X4 CAM PLUS H107C+の付属品

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X4 CAM PLUSの付属品です。工具と各種ブレードの予備が入っていました。

Hubsan X4 CAM PLUS H107C+のレビュー

デザインへのこだわり

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冒頭にも書きましたが、私がこのX4 CAM PLUSを買った理由は、完全に見た目です。

X4 CAM PLUSの見た目と近いものにParrot Bebop Droneがありますが、個人的にドローンでは一番好きな形です。

X4 CAM PLUSはモーターとバッテリーが露出することなく、デザインへのこだわりが感じられます。安っぽさは全くなく、よく出来ているので飾っても楽しめます。

また、この一体化のデザインはゴミなどが入りにくいという点でも、評価出来るでしょう。

空撮が主役のドローン

低価格帯のドローンでは、「空撮はおまけ程度」というのが一般的ですが、X4 Cam Plus H107C+は「空撮が主役」になっています。

この価格だと画質はあまり期待出来ないかと思っていたら、決してそんなことはなく、かなり綺麗に撮れました。X4 CAM PLUSのカメラは結構広角なのもポイントです。

kuusatuh107c+
※プライバシー保護のため、民家にモザイクをかけています。緑のコントラストが綺麗にでており、非常によく撮れています。この価格でこれだけ撮れれば充分ですね。

低価格帯のドローンにありがちな、風の影響による画面の細かい揺れ(コンニャク)は、嬉しいことにあまり見られませんでした。振動を上手く吸収してくれるようです。

ジンバルなしで撮れる空撮の映像としては、かなり優秀です。これに関しては私も驚きました。コンニャクにはいつも悩まされていましたが、まさかここまで見やすく撮れるとは。

X4 CAM PLUSは画質や飛行性能ともに、空撮を目的として作られたという意図が感じられました。本格的とまでは行かないものの、かなり高いポテンシャルを持っています。

気圧センサーをどうとるか

高度維持を気圧センサーがやってくれるので、上昇下降の動きを大きく減らすことが可能です。上昇下降の当て舵は、基本的には高度を変更したい時以外は必要ありません。

そのため、より空撮に集中することが可能です。上昇下降が少ないため非常に見やすく、まさに空撮といった感じの映像になります。これは気圧センサーならではの強みだと思います。

ただし、気圧センサーはあくまで価格に比例したものなので、精度の良し悪しがあります。

風などの影響によって著しくパフォーマンスを落とす可能性があるということも、充分に考慮しておく必要があるでしょう。100%信頼できる機能とは言い切れません。

また、私のように普段ラジコンヘリなどをやっている人間には、機械的に制御される上昇下降の操作に少し違和感を感じると思います。この辺は慣れだと思いますが、参考までに。

X4 CAM PLUS H107C+を飛ばした様子

X4 CAM PLUSは空撮が主目的なためか、運動性能は控えめです。エキスパートモードにしても効く舵は控えめなので、風にはあまり強くありません。

空撮する際は風のない日を選ぶのが基本ですから、そういう意味では問題ないともいえますが、ドローンの練習機というよりは空撮の練習機と考えた方が良いでしょう。

X4 CAM PLUSは一度進むと慣性でスーッと動きます。このおかげで空撮しやすくなっていますが、当て舵をしないとドンドン進んでしまうので、初心者の方はよく練習しましょう。

高度維持は基本お任せなので、ちょっと練習すればすぐにでも慣れると思います。

X4 CAM PLUS H107C+のまとめ

X4 CAM PLUSは気圧センサーによる操作の簡単さなど、空撮を重視してあるドローンです。画質も綺麗で、価格を考えると充分満足できると思います。

このふんわりした飛行の感じは、気圧センサーならではなのでしょうね。ラジコンヘリにはないドローンらしさというものが感じられるので、操作していて非常に楽しいです。

見た目重視で買ったX4 CAM PLUSですが、小さいながらもドローンらしいドローンといった感じで、個人的には満足です。

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