XKラジコンヘリを飛ばしやすくするためのお勧め設定方法

xk 飛ばしやすく
XKのラジコンヘリを飛ばしやすくするお勧めの設定方法です。

どのラジコンヘリにも共通している項目なのですが、スイッチポジションの関係でXKのラジコンヘリを対象として書きました。

XKのラジコンヘリは、6軸から3軸へ切り替えた途端に安定性がかなり変わってくるので、これらの設定をしておくと飛ばしやすくなります。

スポンサーリンク

デュアルレートとエクスポネンシャルの解説

dr_R
どのラジコンヘリも飛ばしやすくするためには、ピッチカーブやスロットルカーブの設定以外にも、デュアルレートやエクスポネンシャルの設定をすると良いです。

これらを設定することで、自分の好みや力量にあった理想の飛行に近づけることが出来るので、ぜひ設定しておきましょう。

D/R(デュアルレート)とは

D/R(デュアルレート)とは、スティック動作に対しての舵角を任意に変化させる機能のことです。もっとわかりやすい解説は以下の記事をどうぞ。

ラジコンヘリでよく使われるデュアルレートの解説です。名前が長いので「D/R」と表記されることもあります。ラジコンヘリをやる上でかなり大事な知...

EXP(エクスポネンシャル)とは

IMG_1286_R
EXP(エクスポネンシャル)とは、ニュートラル付近のスティック動作に対するサーボの動きを任意に変動させる機能になります。

これをマイナスにすると舵角が鈍くなり、プラスにすると敏感になります。例としてー50%ほど入れてみると、写真のように寝かせた感じのカーブになります。

わかりやすくいえば、ニュートラル付近にだけ有効なデュアルレートのようなものです。

XKのラジコンヘリにお勧めなスイッチ設定

IMG_1284_R
XKのラジコンヘリは、3軸ジャイロに切り替えないと3D飛行が出来ません。また、6軸でDR100と設定しているとして、これをそのまま3軸へと切り替えると動きが機敏すぎます。

なので、私はアイドルアップに併せてジャイロとデュアルレートが切り替わるように、これらのスイッチを左手前のEに関連付けて設定しています。

こうすることで通常フライト時からアイドルアップに切り替えたときに、ジャイロとデュアルレートも同時に切り替わってくれます。

XKのラジコンヘリは3軸と6軸モードで操作感がかなり変わります。それだったらいっそのこと同時に切り替わる設定にして、ひと手間省こうということです。

通常のラジコンヘリの設定では、細かく切り替えが出来るようにアイドルアップとは別のスイッチへと割り当てた方が良いでしょう。スイッチEにしたのはあくまでXK向けです。

IMG_1329_RCNTとDWNはアイドルアップなので、NOR100%の3軸ジャイロに切り替わる設定にしてあります。

IMG_1095_Rここで少し注意点なのですが、K120だけは安全のためなのかスロットルが一番下の状態じゃないと、ジャイロの切り替えが有効になりません。

なのでK120だけはジャイロの関連付けをせずに、独自にスイッチFの方へ設定しました。私はK120はデュアルレートとアイドルアップだけ関連付けてあります。

最初はアイドルアップに切り替えて、ジャイロを切り替えて、デュアルレートを切り替えて、という風にしてやっていました。

ですが結構手順が多くてめんどうだったので、このスイッチの関連付けの設定はXKラジコンヘリにお勧めです。

エルロンのデュアルレートとエクスポネンシャル

IMG_1296_R
スイッチEに関連付けているので、私は3種類のデュアルレートを設定しています。CH1はエルロンのことで、左右水平移動に対してのデュアルレートを入れます。

この状態の時は6軸ジャイロでやる予定なので、舵角は100%にしました。

数値を下げると舵が鈍感になって飛ばしやすくなりますが、6軸ジャイロ時にあまり下げすぎると風に対して弱くなるので、そこだけは注意しましょう。

上述した通りSW⇒SwEにしてアイドルアップと関連付けています。EXP(エクスポネンシャル)は適当にー20%ほど入れてみました。

これに関しては私はまだ煮詰めていく予定なのであくまで暫定です。数値をマイナスにするほど鈍感になりますので、EXPはお好みで設定して下さい。

IMG_1297_R
CTは(CENTER)の略ですね。スイッチ真ん中です。この状態の時はアイドルアップ1の状態なので、3軸ジャイロになっています。

XKのラジコンヘリの3軸ジャイロはかなり機敏に動くので、デュアルレートのひとつは80%としました。併せてエクスポネンシャルもー30%ほどにしてみました。

IMG_1298_R
DN(DOWN)時では、アイドルアップ2の状態になります。もうひとつの設定としてデュアルレートを70%にして、エクスポネンシャルはー20%としました。

エレベーターのデュアルレートとエクスポネンシャル

IMG_1299_R
CH2というのはエレベーターのことで、前後移動に対する舵角の設定になります。これに関しては、CH1のエルロンと同じ値を入れておきました。

UPは6軸ジャイロの設定なので100%です。

IMG_1300_R
センターは3軸ジャイロ時なので80%にしました。

IMG_1301_R
ダウンは更に弱めて70%としています。

ラダーのデュアルレートとエクスポネンシャル

IMG_1285_R
CH4はラダーの設定になります。これについては私はそのまま何も設定しませんでした。

私は100%でやってみて丁度良いかなと感じたので、このままです。

XKの3軸ジャイロはとてつもなく難しい

K110やK120などXKのラジコンヘリは、3軸ジャイロで飛ばすと途端に難しくなります。

今回設定したデュアルレートは80と70ですが実際にやってみて、もっと数値を低くしても全然良いのではないかと思いました。

私の腕では静止しようとするとデュアルレート70でも大変なくらいです。併せてエクスポネンシャルももっとガッツリ入れた方が良さげでした。

この辺の設定値はご自分の操縦の腕と相談して下さい。一応3軸ジャイロ時の私の推奨デュアルレート値は、80%以下としておきます(笑)

以上、XKラジコンヘリを飛ばしやすくする方法でした。


Futaba T10J

スポンサーリンク

フォローする

トップへ戻る