固定ピッチ機やマイクロヘリのようにひとまとめにされたタイプの
受信機の仕組みを解説致します。メリットやデメリットも書いていきます。
固定ピッチ機やマイクロヘリの受信機の仕組み
ひとまとめにした受信機というのは、固定ピッチ機やマイクロヘリなんかによく見られます。
これらの受信機は以下の4つの機能で構成されています。
・受信機
・アンプ
・ミキサー
・ジャイロ
これらの機能に関して簡易的に各部の役割を説明致します。
受信機の各部の役割
受信機
まずは受信機です。
こちらは特に説明は必要ないかと思いますが、その名の通り電波を受信してくれます。
アンプ
次にアンプです。
こちらは別名「スピードコントローラー」または略して「スピコン」と呼ばれています。
電流の量(スピード) をコントロールするものです。
ミニ四駆をやったことあるでしょうか。
あれを考えるとわかりやすいのですが、電池を入れた瞬間フルスピードで走り続けますよね。
もしラジコンヘリにアンプが付いていなければ
モーターはフル回転して空へ飛んでいくだけです。
それを制御するためにモーターと受信機の間にアンプ(電流調整装置)を付けるのです。
こうすることにより 電流量が制御でき 人為的な操作が 可能になります。 「Radio Control」 というからには 操作出来ることは 必須条件です。 アンプはまさに ラジコンには 表裏一体の 大切な機能と 言えるでしょう。
ミキサー
次はミキサーです。
こちらはアンプの役割と少し似ていてメインに対しての
テールの回転を制御してくれる機能です。
プロポ側で設定出来るのですが私はまだよく理解出来ておりません(笑)
ジャイロ
次はジャイロです。
これに関しては以前解説したのでこちらの記事をどうぞ。
固定ピッチ機やマクロヘリの受信機には、これらの機能が全てひとまとめになっています。
ひとまとめにするメリットとデメリットは?
ひとまとめにするメリットとしては
・個別で買うよりも安い
・重量が軽くなる
・省スペースである
・メカの知識が必要ない
こんなところでしょうか。
私はむしろデメリットの方が気になります。
全部にとても大事な役割があるため、どれか1つでも故障すると使いものになりません。
残りの機能が生きていても強制的に新品交換となります。
そのため壊れるリスクは4倍と言っても過言ではないでしょう。
とはいえ受信機やジャイロが壊れることはあまりないんですけどね。
ラジコンは車だろうが船だろうがメカ部分の知識は共通しています。
応用もききますのでこの辺の知識は
少しでも頭に入れておくと後々役に立つかと思います。