ラジコンヘリ可変ピッチ機の調整方法その③です。
今回は3Dフライトに必要なアイドルアップの設定方法を書いていきます。
はじめに注意
ここに書くのは私が完全独学で得た知識なので間違いや変な部分多々あるかと思います。
上級者の方が見るといい加減で不快にさせてしまうおそれもありますので
あくまで「飛ばせればいいや」程度の調整とお考え下さい。
また基本的な調整はどれも同じとは思いますが、私の持っている機体を参考に書いています。
・Master CP
・Mini CP
・Genius CP
・Super CP
・SOLO MAXX Revolution BL
これらはスタビレスでテールはダイレクトモーター式ですので
同タイプの機体が参考になると思います。
ラジコンヘリのアイドルアップの設定
調整②では上空飛行までの設定の流れを説明しました。
今回の設定はある程度ラジコンヘリに慣れてきた方が対象になります。
初心者の方は無理に設定する必要はありません。
挑戦する場合は安全第一で行いましょう。
ではまず先にアイドルアップ用のスロットルカーブを設定します。
ノーマルでは直線になってますが
フライトモードを切り替えまして
こんな感じの設定にします。
Nine EaglesのJ6送信機はアイドルアップ時のスロットルカーブが
イジれないようなので問答無用でこうなります。
Walkeraの場合は自由に出来ますのでポイント3を75%にしてあります。
アイドルアップ時のピッチ角の設定
次はピッチ角を計りますのでモーターの結線をそれぞれ外します。
ピッチカーブの設定ですが
最終的にはこんな感じの線になりました。
Nine Eagles J6送信機のピッチカーブ設定は、以下の動画を参考にして下さい。 動画だとちょっと説明し忘れているのですが
ピッチカーブの項目でHOLDスイッチを押すとアイドルアップの項目になります。
さて、実際のピッチ角をいくつにするかですが
Master CPはモーターがブラシですし重量も結構あります。
初めてということもあり少し多めに角度を取ってみました。
一番下で-16°
中央で0°
一番上で+16° ということで-16°~+16°です。
とりあえず多めに取っておけば 浮力を稼げるだろうという
安易な考えでこういう数値にしました(笑)
ご自分の機体がどの程度のピッチ角を必要とするかは、実際にやってみて調整して下さい。
心配ならば私のように多めに角度をとっておくと良いでしょう。
後日この設定でやってみたのですが無事に背面出来ました。
確認を以ってアイドルアップ設定の記事は終了です。
ラジコンヘリの可変ピッチ機の調整の記事を書き終えて
さて、私なりに色々と書いてきましたが
可変ピッチ機調整の記事はお役に立てたでしょうか。
これらの記事は今後も修正を加えてよりよいものにしていきたいと思っています。
ラジコンヘリの人口増加を心より願いまして、可変ピッチ機調整の記事はおしまいです。