ラジコンヘリの尾翼は比較的壊れやすい部品です。どちらもよく壊れるわりに決して安くはないお値段です。ということで、自作出来るものは自作して節約しましょう。自分で作るとかなりお安く出来ます。
尾翼の素材について
素材ですが、私は塩ビ板を使用しました。
縦:30cm 横:45cm 厚さ:1mm
お値段は220円です。
素材の候補としては、アルミやアクリル板もありました。アルミの場合は強度があるのはいいのですが、ネジ部分に負担がかかってしまうので、今回は柔軟性を考え塩ビを採用です。アクリル板でも大丈夫ですが、塩ビの方が値段が安いです。
重くなると飛行に影響するため、薄い1mmにしてみました。使用するラジコンヘリのパワーによって許容できる重さが変わってきます。SOLO PRO 228のような固定ピッチの場合
極力軽くしないと浮力がなくなるので注意しましょう。
ラジコンヘリ 尾翼作成手順
作成手順です。まずは純正の尾翼を外して淵をペンでなぞります。
こんな感じになります。
同時進行で水平尾翼も作ってしまいましょう。
キリで軽く押してもみ付けをします。そのまま貫通させてしまうと穴が広がってしまい、純正の尾翼が使えなくなるので注意しましょう。あくまで目印です。
こんな感じで大丈夫です。
もみ付けまでしたらハサミで切り抜きます。
角の部分は無理に曲げようとせず、こんな感じで突き進んでしまうと良いです。
切り抜けました。
もみつけた場所に穴を開け、純正と同じくらいの大きさにします。
重ねてみました。
このままではバリが多く危ないので、ヤスリで擦ります。 こちらは100円ショップで購入したものです。
今回は120番を使用しました。
穴のバリや切断面のバリを取ります。
ついでに塗装の食い付きを良くする為に全体も擦りました。擦った後は水洗いして綺麗にしましょう。
重さは純正は約2gでした。
自作尾翼は約3gでした。重くなった場合は肉抜きをして軽くしましょう。最後にお好きな色を塗って完成になります。
赤色を塗るとこんな感じになりました。 ※下地に白を塗ってます。
今回は純正と同じ形ですが、同時にオリジナルの形も作っています。尾翼をオリジナルの形にしたいという方はこちらの記事をどうぞ。