ラジコンヘリ アイドルアップとは?

helibeginner-idleupラジコンヘリのアイドルアップについて解説していきます。
アイドルアップは3Dや背面飛行の際に必要な知識になります。

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ラジコンヘリ アイドルアップとは?

アイドルアップはスロットルの出力が一定の状態を維持させるモードです。
一例を挙げるとこんな感じです。 スロットル3D
例えばこの図の通りですとスロットルの位置に関係なく
常に100%の出力で回転し続ける状況です。
こんな状態をアイドルアップと言います。

3D飛行で背面をする際やパワーが必要な際に使用します。
またこのようにモーターの回転数が一定だと飛行自体も安定します。
そのため通常フライトでも飛ばしやすくなるというのも
アイドルアップの特徴の一つです。

通常6ch以上の送信機には、必ずフライトモード切り替えスイッチが付いています。 CIMG1897.jpg画面だと右側のFMOD(FlightMode)という部分のスイッチです。
WalkeraのDEVO10は3段階切り替えが出来ますが
通常フライト/アイドルアップ設定①/アイドルアップ設定②という感じになります。

Nine EaglesのJ6送信機の切り替えスイッチは2段階なので
通常フライトとアイドルアップの切り替えだけですね。 DSC00279_R.jpg

アイドルアップのスイッチはメーカーごとに場所が違う

現状困ったことにメーカーや送信機の型番ごとに
ボタン配置が異なっていたりするので注意が必要です。
画像を比べて頂けるとわかりますが
Walkeraが右上に対し、Nine EaglesのJ6送信機は左上です。
CIMG1897.jpgDSC00279_R.jpg特にこの両社はコネクタの極性も逆だったりと、何かと相容れません。

ただし上述した通りアイドルアップ状態はスロットル操作では回転が止まりません
そのため今度はHOLDスイッチというものを使用します。
Nine EaglesのJ6送信機は左手前で、WalkeraのDEVO10の方は左上にしています。DSC00280_R.jpg CIMG1896.jpgDEVO10の様にある程度機能が充実している送信機であれば
HOLDスイッチ等のボタンは好きな場所へ配置出来ます。

HOLDスイッチを使用することにより常に回転し続ける
アイドルアップ状態を止めることが可能です。
墜落しそうになったらスロットルを一番下ではなく
墜落しそうになったらHOLDスイッチを押すということになります。

通常フライトでもHOLDスイッチは使用可能ですので
初心者の方でもはじめから、墜落時にはHOLDスイッチという方法が私はお勧めです。
ただし固定ピッチ機についている送信機にはHOLDスイッチ機能が
ついていない場合があるので、そこは妥協するしかないですね。

アイドルアップに切り替わる瞬間

アイドルアップに切り替わる瞬間を実際に見てみましょう。
開始から8秒あたりで「パチン」という切り替え音と共に
ラジコンヘリの回転音が変化しているのがおわかり頂けるでしょうか。またスロットル位置はそのままでもピッチが変わるので機体がガクッと下がっています。

アイドルアップは初心者の方は設定する必要はない

アイドルアップの設定は強制ではありません。
3D飛行をしない人は設定しなくても良いものです。
常に回転し続ける危険なモードですのでそれなりの腕と
少しばかりの度胸が必要になってきます。

マイクロヘリはそんなに恐怖がないかと思いますが
Master CPくらい大きさと重量があると結構怖いです。 CIMG1941.jpg

アイドルアップのまとめ

アイドルアップはスロットルの出力が一定の状態を維持させるモードのことであり
3D飛行をする際には必ずこのモードに切り替える必要があります。
初心者の方は無理に設定しなくても良いですが通常フライトでも
アイドルアップで飛行させることにより、安定したフライトが楽しめます。

危険なモードではあるのでそれなりに腕が伴ってからの方が良いでしょう。
無理をせず自分の力量にあっていないと判断した場合は素直に出直しましょう。
あくまで趣味で楽しくやるものですから、焦らずにゆっくりとやれば良いです。

以上、ラジコンヘリのアイドルアップの説明でした。

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