Walkera Master CPの機体レビューです。
機体の詳細や飛ばした感想などをかなり詳しく書きました。
Master CPが気になっている方はぜひ読んでみて下さい。
Walkera Master CPの機体詳細レビュー
機体スペックは以下の通りです。
メインローター直径: 462mm
テールローター直径: 113 mm
全長: 440mm
重さ: 420g (バッテリー込み)
バッテリー: 11.1V 1000mAh Li-Po
ジャイロ: 6軸
まずは外箱から。
中身はこんな感じでした。
Master CPはなんといってもデザインがカッコイイです。
作りもしっかりとしています。
キャノピーは4箇所止めです。
ヒートシンクは付いていませんでしたが
風通しを良くするためにちゃんと穴が開いています。
アンプも同様です。
メインとテールアンプは両方兼用でこういうタイプもあるんですね。
バッテリーは軽く押し込むと固定されるようになっていて、装着しやすかったです。
キャノピーを外すとこんな感じになっています。
こちらがモーターです。ブラシモーターですね。 何やら基盤が付いております。
こちらが受信機です。 6軸ジャイロが搭載されています。
ヘッド周りはこんな感じです。 他社から金属パーツも販売されていますのでメタル化も出来ます。
サーボはこんな感じです。 このサーボにもメタルサーボ版があります。
ブレードには穴が二つありました。
今写真で見たら気付いたんですが、なんか水平尾翼が悪魔の笑い顔に見えます(笑)
こちらがテール部分。 テールモーター式ですのでこれもまた購入の決め手となりました。
ギアダウンされてます。
メンテに必要であろう六角レンチ等もきちんと入っていました。
Master CPに付いている標準の充電器です。
2セルと3セルどちらも対応しています。
Master CPの送信機、Walkera DEVO7Eのレビュー
私が購入したフルセットの送信機はDEVO7Eです。
Nine EaglesのJ5プロポと比べてみますと一回り小さいです。
しかしながらゴムグリップがしっかりしているので握りやすいです。 大きすぎると持ちづらかったりするため、これくらいのサイズが丁度いい感じです。
電池は単三×4本です。
1.2Vと1.5Vどちらも大丈夫みたいですね。
Maste CPを飛ばした感想
Master CPで目を見張るのがホバリング性能です。安定度が抜群で素晴らしいです。
ずっしりとして風をほとんどもろともしないその姿に、初めて見た時は感動しました。
6軸ジャイロがしっかりとサポートしてくれるため
変な話、自動操縦と一緒に操縦しているような感覚です。
可変ピッチ機初心者の方には屋外用ではまずこのMaster CPをお勧めします。
メーカー自身も初心者向けだと明言していて作りもだいぶしっかりしています。
ラジコンヘリではありがちな意図的に壊れやすくなるようなパーツは見当たりません。
「なるべく壊れないように丈夫にしよう」というメーカーの誠実さが伝わります。
もし壊れた際も樹脂パーツなのでパーツ代が安いというのも大きな強みでしょう。
またメンテナンス性もよく考えられており、修理や調整もやりやすいです。
Master CPの弱点としてはアンプが熱を持ちやすいということでしょうか。
夏場は連続で5分も飛ばさない方がよく、長くても2分くらいで休ませないと
故障したりする可能性が大いにあります。夏場以外は問題ないです。
この辺は機体を複数所持して休ませたりブラシレス化などをして
アンプ自体を別のものに交換するなどの対処が必要です。
ヘッド周りやサーボのメタル化、ブラシレス化などのパーツが色々販売されていますので
丈夫にしたりパワーアップしたりすることが簡単に可能です。
これらもMaster CPの大きな魅力と言えるでしょう。
標準仕様でも充分楽しめますし、改造すればもっと楽しめるという
初心者から上級者まで長く付き合っていける良機体だと思います。
ただ3D飛行をやるには鈍感なため少々物足りなさもあります。
3Dフライトをメインでやるにはブラシレス化した方が良いでしょう。
Master CPはあくまでずっしりとした安定さがウリです。
何はともあれラジコンヘリの楽しさを知るには、うってつけの機体だと思います。
これからやろうとしている方はぜひ一度触れてみて下さい。