とても簡単な自作ラジコン船の作り方

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とても簡単な自作ラジコン船の作り方です。船自体は構造上簡単なので、初めての方でも作ること自体は難しくありません。

初挑戦だったので色々とつっこみどころがあるかと思いますが、皆様はこの記事をベースにより良いラジコンボートを作って頂けると幸いです。

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自作ラジコン船の作り方

船体の素材

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船体の素材は基本的に100円ショップで購入しました。 発泡スチロールのブロックです。

これが何気に質が良くて、泡の密度が高くかなりの浮力があります。100円ショップでは珍しく「MADE IN JAPAN」でした。

まずは船体作り

fune-jisaku (2)まずは、船体から作っていきます。自作なので大きさは自由ですが、最初は慣れないので大き目の方が良いかと思います。私はブロック4個分で作りました。

これをこのような配置で接着します。

fune-jisaku (3)
普通の接着剤では溶けてしまうので、発泡スチロール用ボンドを使用しました。 こちらも100円ショップです。

fune-jisaku (4)
スチロールカッターを使って好きな形にしていきます。このスチロールカッターは、ターボ機能が付いているのでスイスイ切れます。

発泡スチロールのカットには、Amazonさんで購入したこちらを使用しています。

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中にメカが入るようにくりぬきました。形は結構適当です。

ちょっとミス

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一旦丸ごと切ってしまって後から外壁の部分を接着するという、ものすごく不合理なやり方をしています(汗) 

切ったあとは、絶対に浸水しないようにとグルーガンでたくさん盛りました。しかし、後からボンドで外壁全体に膜を張るので、内側からのみで十分な感じです。

外面だと盛り上がってしまい、見た目的にもダサくなってしまいますしね。なんか色々とやらかしてしまっています(笑)

私は身近に船体の材料となるものがなかったので、このような方法をとりました。しかし、発泡スチロールの板などがあれば、それを接着した方が良いかもしれません。

ホームセンターで売られているスタイロフォームなどは、お勧め出来ます。

スタンチューブを通す

fune-jisaku (6)
こちらがスタンチューブと言われるものです。スクリューのシャフトを外から中に通すためのパイプです。中にグリスを塗って、水が浸入出来ないようにします(油ではじく)。

スタンチューブは、以下のパイプスクリューにセットで付いてきました。

ボンドで膜を貼る

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形が決まったら、最後にボンドを全体に塗って膜を張ります。これをすると本来有機溶剤に弱い発泡スチロールに、ラッカーを吹きかけることが可能になります。

色付けと強度UP、更には浸水もしにくくなるのでお勧めです。

最終的な修正

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ちなみにここから少し修正しました。 スクリューの位置を引っ込めています。

fune-jisaku (14)
それに伴い、羽が当たらない様に少々削りました。舵は船体の外側に出っ張ると思っていたので、削る必要がありました。

舵はこちらのものを使用しています。

ジョイントは私は自作しましたが、お店で売っていました。穴の径は、自分のモーターと同じものを使用して下さい。

Amazonさんでは品薄状態みたいなのですが、近所の模型屋で売っている可能性があります。私の近所の模型屋では普通に売っておりました。

船体の中身(メカ部分)

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肝心の中身ですが、今回は友人からタダで頂いた車のメカをそのまま積み込みました。ラジコンというのは、船だろうが車だろうが、仕組みは似たようなものです。

なので、バッテリー以外はラジコンカーと同じ中身になっています。下のセットとほとんど同じものを使用しています。これをそのまま詰め込んだ形です。

写真を見る限りでは、モーターだけついてないかもです。

サーボ

fune-jisaku (11)船の左右移動には、サーボを使います。これを舵に伝わるようにします。これは針金で駆動するようにしました。

スピードコントローラーとバッテリー

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こちらがスピードコントローラーです。これがあると船の速度を調整することが出来ます。

バッテリーは、ラジコンヘリで使っていた7.4Vのリポを使用しています。

リボバッテリーを使用しようと思ったのは、ラジコンカーについてきたバッテリーが大きすぎたためです。

あとは「重くて沈んじゃうかな」と思ったからなのですが、今回の構成では浮力的には全然余裕があります。

スペースさえ確保すれば、上記の電動RCドライブセットのバッテリーでも、全然問題なさそうです。

モーター

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モーターは固定&冷却で、自作扇風機の頭部分をそのまま使うことにしました。重心が前になっているのは、まさしくこれが原因です(笑)

このモーターはラジコンヘリ用にAmazonで買っておいたものです。興味がある方は以下の記事をどうぞ。

今年は千年猛暑と呼ばれるくらい暑い年だそうです。人間は熱中症には十分気を付けねばなりませんが、ヘリにも暑さ対策が必要です。そこでラジコンヘリ...

自作ラジコン船の作り方まとめ

大雑把ですが、以上が自作ラジコン船の工程でした。ここから人によってスピードを求めたり、スケール感を求めたりと幅が広がると思います。

お子様がいる方は、自由研究などにいかがでしょうか。

中身を詳しく解説した記事も作成しましたので、興味のある方はこちらもご覧下さい。

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