自作ラジコン船の構造を詳しく解説致します。ラジコンに関する基礎的なことから説明しています。
自作ラジコン船の構造と解説
まずは、ラジコンに関する基礎的な部分からの解説を致します。船や車ですと必要最低限のチャンネル数は”2″です。「前進後進」と「左右移動」で2種類ですね。
この2種類の動作のために必要なものは、以下の通りです。
送信機
これは電波を送信するものです。TVのリモコンやゲームのコントローラーと同じで、これで操作を指示して自由に動かします。
受信機
送信機から発せられた電波を受信するものです。送信機とセットで使います。
モーター
駆動力となるものです。車で言えば、エンジンと同じ役割になります。
アンプ
電流の量を調整するものです。ラジコンの用途でいえば速度調整をしてくれる装置です。別名スピードコントローラーとも呼ばれています。
サーボ
左右前後に舵(車は前輪)を動かすものです。これがないと直線にしか動けません。
バッテリー
電力供給するものです。わかりやすくいえば電池みたいなものです。
自作ラジコン船の中身
メカに関してはこれだけです。ラジコンをやっている方ならば、お馴染かと思います。これさえ理解出来ていれば、特別難しいことはありません。
私は友人からもらったラジコンカーがあったので、これをそのまま自作ラジコン船に組み込みました。そのため、以下のセットとほぼ同じです。
パッと見、モーターだけないようなので別途用意が必要でしょうか。
ということで、こんな感じの構成になっています。私の場合は、スペースの関係上バッテリーとモーターを変更しています。
モーターは540モーターだとでかすぎるので、380モーターを採用しました。 この辺の構成は、求める速度や船体の大きさで変えていくことになるでしょう。
送信機についての注意点
送信機についてはちょっと注意点があります。
ご自分が使用する送信機の電波距離というものを、よく確認して下さい。範囲が狭いと電波が届かなくてノーコン、という可能性が出てきます。
地上なら良いですが、水上である船では結構な死活問題です。
電波範囲は空もの送信機が優秀
ノーコンが心配な方は、電波範囲が広い空ものの送信機をお勧めします。空物のFutaba送信機なんかは、かなり電波の範囲が広いです。
飛行機やラジコンヘリがノーコンになったら、ただの凶器ですしね。
自作ラジコン船の構造と解説まとめ
ラジコンの中身は一見複雑そうに見えますが、慣れてしまえばそこまで難しくありません。船などはかなりシンプルです。
尚、当然ながら船は水の上を浮かびます。
そのためトラブル時の回収用に、もう一機所持することを強くお勧め致します。私の場合はスクリューが外れてしまい、回収が大変なことがありました。
ということで、私の自作ラジコンボートの構造と解説でした。少しでも参考になれば幸いです。