ラジコンヘリのピッチ角とピッチカーブの関係を解説

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ラジコンヘリのピッチ角とピッチカーブの関係についての説明です。
飛行に関わる重大な要素なのでしっかりと覚えましょう。

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ラジコンヘリのピッチカーブの解説

可変ピッチ機の説明書等を見ると、必ずこの図を目にすることがあると思います。
ピッチカーブ これがピッチカーブです。
数学が苦手な私はもうこういう図を見ただけで嫌悪感を抱いてしまいます。
ですが、実際はそんな数学レベルの低い私でも理解出来る程度の優しいものです。

ポイントはこの部分を理解することです。
ピッチカーブ2
この1~5が何のなのかと言いますとずばり「スロットルの位置」になります。

5はスロットル一番上、4は3~5の間の位置、3はスロットル真ん中で
2は1~3の間の位置、1はスロットル一番下です。 下の図を見るとわかりやすいと思います。
ポジション
このポジションに対しての数値を入れるということになります。

5(最上)・・・80
4(中間)・・・65
3(中立)・・・55
2(中間)・・・45
1(最下)・・・40

この数値をグラフにするとこういう図になるわけです。
ピッチカーブ
別に図にしなくても数値を入れるだけで良いのですが
これはピッチの動きを見やすくするためにあります。

ラジコンヘリのピッチカーブの注意点

ここまで説明しておいて何なのですが
ピッチカーブの数値には気をつけなければならないことがあります。
大事なのは送信機に入れるこの数値や図ではなく、実際のピッチ角だということです。

ネットやら本やらで他人と同じ数値を入れたとしても
実際のブレードに十分な角度がついていなければ絶対に飛びません。
ピッチゲージで自分の機体を実際に計った数値こそが全て
ピッチカーブの数値はあくまで過程です。

基本的に数値が参考になるのは同じ機体です。
もっというとリンケージは、ブレードのピッチ角と関係があるのでこの長さも重要です。
CIMG2494.jpg

これらはおそらく初期出荷状態の長さでの話になっていると思います。
修理や調整時にリンケージの長さを調整した場合は、あまり参考になりません。
CIMG2425.jpg

ラジコンヘリのピッチ角の解説

ピッチ角というのはそのままラジコンヘリの浮力とお考え下さい。
通常フライトの場合-3°~+12°くらいが一般的と言われています。
これもラジコンヘリの種類によりけりではありますが
初期出荷状態であればメーカーの指示通りのピッチカーブ値を入れると
これに似たようなピッチ角になると思います。

初心者の方はマイナスピッチは少なめが良い

一般的なピッチ角をわかりやすく並べるとこんな感じになります。
5(スロットル上)・・・+12°
3(スロットル中)・・・+3°
1(スロットル下)・・・-3°
1が-3°ということは、スロットルを下げると機体も急降下するということになります。

なので慣れないうちは 1(スロットル最下)は-3°ではなく
0° もしくは+1~2°くらいにするのがお勧めです。
私も何度かやったのですが、固定ピッチ機時代の癖で墜落しそうになった瞬間
スロットルを一番下にして地面に叩きつけるということがありました。 

可変ピッチ機のブラシレスともなれば、砂埃を上げるほどの衝撃です。

ピッチ角とピッチカーブの解説のまとめ

基本的にこの辺の設定は機体差や個人の好みになってきます。
上述した通りマイナスピッチをつけなくても良いですし
私はマスターCPの場合5(最上)で+15°にしています。
目安はあるものの正解はありませんので、きちんと飛んでいれば問題はありません。

慣れてくると自分の希望に合わせたくなると思いますので
その時は細かく設定してあげましょう。

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