ラジコンヘリの固定ピッチ機のリンケージ調整方法

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ラジコンヘリの固定ピッチ機のリンケージ調整方法です。リンケージを新規に交換する時などは、左右の長さが変わってトリムが変わる場合があります。少しズレているだけならばプロポ側のトリムをイジるだけで十分ですが、あまりにもズレている場合は物理的な調整が必要になってきます。

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まずは重心のバランスを取る

CIMG1317.jpg
まず前提として重心のバランスを取る必要があります。こんな感じに持って重心バランスを確認してみて下さい。オリジナル尾翼などにしてある場合は、前後のバランスが崩れている場合がありますので、こちらの重心バランスの記事を一読してみて下さい。

ラジコンヘリの重心のバランス取りの記事です。初期出荷状態ならほとんどバランスが取れていますが、改造等をした場合に重心のバランス取りが必要にな...

調整手順

はじめにプロポの電源を入れて、次に機体側のバッテリーを繋ぎます。そしてプロポのトリムを全て「0」にします。(0を基準値とします。)

そのまま次は機体側の設定です。
スワッシュプレートが水平になるように、リンケージの長さを調整します。 すわっしゅ理論上はこれだけで垂直に飛んでくれるはずなのですが、そうはいかないことが多いです。

目視だけでは細かい傾きはわかりづらいため、実際に1回1回浮上させるのがお勧めです。長さを調整する際は、ギアが壊れないように道具を使って丁寧に外して下さい。

左右に傾く場合

リンケージ1
左右どちらかに傾く場合は、下側のリンケージの長さを調整します。長くすれば左に傾き短くすれば右に傾きます。

前後に傾く場合

リンk-ジ2
前後進してしまう場合は、こちらのリンケージの長さを調整します。長くすれば前に傾き短くすれば後ろに傾きます。

CIMG1322.jpg
前後を動かしてみて、上下の可動部分に余裕があるか確認して下さい。この位置が真ん中くらいになっていれば問題はありません。

ながさ
もし上下の可動に余裕がなければ、上の長いリンケージの長さを調整します。これにて完了です。

固定ピッチ機のリンケージ調整方法まとめ

一つのプロポで複数機体を飛ばす場合はこれさえやっておけば、機体ごとにいちいち細かいトリム調整をしなくても大丈夫になります。モデルメモリー機能があればトリムを覚えさせることは可能ですが、必要以上に動いた状態だとサーボに負担がかかるため、なるべく避けましょう。

細かい誤差は送信機側のトリムで直した方が楽なので、私はそうしています。屋外では無風ということはほぼありえませんので、多少のトリムのズレならば動かしていると気にならないでしょう。

ラジコンヘリはほんの数グラムでも重心のバランスは崩れますので、各項目細かく見てあげましょう。

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